Q. 建築デザインコースと設備デザインコースがありますが、いずれか一方を選ぶと、もう片方のコースは学べないのでしょうか?
A.いずれのコースにある講義も自由に学ぶことが出来ます。本学科の「コース」は講義の領域や分野分けのようなものです。本学科は、日本で唯一建築と設備を総合的に学ぶことができます。必修の講義は必ず受講していただかなくてはなりませんが、いずれのコースにある選択の科目は自由に受講していただいて問題ありません。
Q. 高校で文系クラスにいます(or 理系で物理を選択していません)。建築・設備工学科で学ぶことは難しいでしょうか?
A. いいえ。そのようなことはありません。建築の分野は、理系と文系にまたがってあるようなところがあります。デザイン分野では美術的な点が求められますし、構造分野では物理の力学分野の知識は一定必要になります。ですが、物理を学んでいないもしくは苦手な学生に向けて、基礎物理を学ぶ講義も充実してますので心配する必要はありません。加えて、教育基幹センターなどで数学や物理が苦手な学生に向けてのサポートもあります。高校で理系か文系かというよりむしろ、建築を学んでみたい!という意志を持っていることが重要です。
Q. 現在、工業高校ではなく普通科高校に在籍しています。入学後に講義についていくことは難しいでしょうか?
A. いいえ。そのようなことはありません。本学科に入学する大多数は普通科の高校を卒業しています。工業高校等で、建築の基礎を学んだ学生がスタート段階で一定のアドバンテージがあるのはそうかもしれませんが、むしろ入学後でどのような学びをするかが重要です。講義に関しても、これまで建築を学んだ事が無いことが前提で教育をおこなっていますので安心して学んでいただけます。
Q. 女子高生です。入学を検討していますが、入学後に同級生に他に女子がいるか心配です。
A. 本学科の女子学生は年によって異なりますが2割前後です。工学系として考えると女子比率は多くなっていますので、あまり心配することは無いかと思います。その他にも全学科の女子学生に対して入学直後の女子オリエンテーションや、女子ラウンジなどもあります。また、サークル等によっては女子比率が高いところもあります。同級生に女子が全くいないような状況はありませんので、ご安心ください。
Q. ASURAは加入しなくてはならない講義カリキュラムですか?
A. ASURAは学科のプロジェクトですがあくまで学生主体の活動であり、正規教育のカリキュラムではありませんので必ず入らなくてはならないということはありません。1年次の加入や脱退は自由です。今後、ASURAの学生に向けた集中講義の開講は検討を進めていますが、それも選択科目ですので卒業要件となる必修科目ではありません。本学は近年、学生活動が活発化してきています。学生個人で様々な活動を展開したり、愛好会を結成したり、地域貢献の活動をしている学生が多くいます。大学生活は自由になる時間が多くありますので、視野を広げるためASURAでなくとも有意義な課外活動をおこなって欲しいと思います。
Q. 建築・設備工学科に大学院はありますか?どのような事を大学院で学ぶのですか?
A. 本学科の大学院は「エネルギーシステム専攻」に含まれています。大学院では、授業のコマ数はあまり無く、それぞれの研究室に所属して、各分野の研究や設計活動をおこない学会発表やコンペの参加をしたり、他にも地域貢献活動などがあげられます。大学院は一級建築士を受験するうえでの実務経験にもカウントされます。卒業すると修士号(工学)を取得することができます。一部の企業や専門職の募集では大学院卒が事実上の前提となっていたりすることがありますので、進路や就職先によっては必要不可欠な場合もあります。また、統計的にも生涯賃金が大きく変わってきますので、建築について深く学びたい学生には強くお勧めしています。受験する際は、事前に指導教員となる先生と十分にコミュニケーションを取り、研究計画や大学院での生活を練ることが重要です。
Q. 大学の雰囲気を実際に見て確認したいのですが可能ですか?
A. オープンキャンパスに是非お越しください。2時間程度かけておこなわれるミニオープンキャンパスは春から秋にかけて、ほぼ月に1度のペースでおこなわれています。春と夏には力を入れている1日見学が可能なオープンキャンパスがおこなわれています。本学科の教育施設が多くある200号館・交流棟の見学も可能です、教員や在学生と触れ合うことができますので、雰囲気がよりつかみやすくなると思いますので、興味がございましたら是非お越しください。詳細な日時に関しましては大学HPからご確認頂ければと思います。
久留米工業大学 ミニオープンキャンパス(受験生応援サイト)